令和8年度都立霊園の抽選結果が、8月14日に発表されました。
当選された方も、補欠・落選だった方も、ここからの手続きや次の行動について「何をすればいいのか」と感じている方は多いのではないでしょうか。この記事では、結果別にこれからの流れをわかりやすく整理します。
まず、結果を確認しましょう
都立霊園公式サイト「TOKYO霊園さんぽ」の抽選結果ページで、受付番号と当選番号を照合することができます。
申し込まれた方は、「受付番号」と「霊園名」「施設名」「組名」ごとに公開されている当選番号・補欠番号と照合してみてください。「受付番号」は8月5日以降に、インターネット申込みの方にはメールで、郵送申込みの方にはハガキで通知されています。
正式な通知(当選・補欠・落選)は8月31日(月)以降、インターネット申込みの方にはメールで、郵送申込みの方にはハガキで届きます。
当選された方へ:ここからが本番です
まずは当選おめでとうございます。霊園と施設タイプ、組数により倍率の差こそあれ、きっとご縁があってのことでしょう。
そして、ここから審査の本番に入ります。使用許可証を手にするまで、安心できません。ぜひここからも丁寧に、確実に手続きを進めましょう。
手続き全体の流れ
- 抽選結果通知が届く(8月31日以降)
- 書類審査案内が届く(通知の翌週までに簡易書留)
- 書類を揃えて審査を受ける(9〜10月)
- 使用料を納入する(11月下旬頃が期限)
- 使用許可証が届く(12月中旬頃)
- 工事・納骨が可能になる

書類審査は2種類あります
申込資格を満たしているかの確認のため、書類審査が行われます。施設タイプによって、対面か郵送かが異なります。
| 対象施設 | 審査方法 | 期日 |
|---|---|---|
| 一般・芝生・立体埋蔵施設 | 対面審査(指定日時・場所へ来場) | 9月24日(木)以降、指定された日 |
| 合葬・樹林型合葬+一部の施設 | 郵送審査 | 10月2日(金)消印有効 |
どちらに該当するかは、9月上旬に簡易書留で届く「書類審査案内」でご確認ください。対面審査の場合、原則として当選者本人が指定会場へ出向く必要があります。
必要書類を揃えます
住民票、戸籍謄本、火葬許可証、祭祀の主宰を証明する書類(葬儀の領収書・会葬礼状など)、印鑑登録証明書——
必要な書類は申込んだ施設・組、それぞれの状況によって異なるほか、いくつか注意点があります。
- 書類はすべて原本が必要なものがあります
- 書類が1点でも揃わなければ失格となります
- 発行に時間がかかる書類もあるため、早めの準備をおすすめします
- 戸籍謄本は本籍地の役所への請求が必要な場合があります
詳細は、9月上旬に簡易書留で届く「書類審査案内」でご確認ください。
使用料の納入と使用許可証
書類審査を通過した方には、11月上旬頃に特定記録郵便にて、納入通知書が届きます。期限(11月下旬頃)までに使用料と管理料を納入することで、12月中旬頃に使用許可証が交付されます。
これで正式に区画使用の許可が得られました。建墓が必要な方は工事、そしてご納骨が可能になります。
なお、使用料が50万円を超える施設は、最大4回までの分割納入が可能です(書類審査時に要相談)。
おめでとうございます。ここからが本番です!
8月31日以降に届く当選通知を受け取ったら、書類審査・対面審査の準備を早めにはじめましょう。
補欠になった方へ:まだ終わっていません
補欠とは、当選者が辞退・失格になった場合に、補欠の順位に従って繰り上がる制度です。
繰上当選の流れ
- 通知時期:令和8年11月〜令和9年1月頃
- 通知方法:簡易書留(インターネット申込みの方にはメール先行通知あり)
- 書類審査:令和9年2月頃
- 使用料納入:令和9年2月頃
- 使用許可証交付:令和9年3月頃
12月下旬までに連絡がない場合は、落選となります。 補欠の権利は次年度へ引き継がれません。
通知を待つ間にも、書類の準備だけは進めておくことができます。何を準備すればよいかわからない方は、お気軽にご相談ください。
まだあきらめないで! 繰り上がりがあります。
11月中旬~12月下旬の間に補欠順位に従って通知が届くかもしれません。準備できることはないか一緒に整理しましょう。
落選された方へ:選択肢はまだあります
今年度の申込み総数は29,352件、募集総数は約6,903か所(体)でした。多くの方が落選するのが都立霊園の現実なんですよね。残念ではありますが、次の選択肢・次の一手がありますのでご紹介します。
選択肢① 来年度に再挑戦する
令和9年度の申込みは、2027年6月頃の予定です。今年の倍率データを踏まえた霊園・施設の選び方を、じっくり考える時間ができたともいえます。
1分でわかる都立霊園タイプ診断も参考にしてみてください。
あわせて選択肢②も検討してみましょう。
選択肢② 都立霊園の一時収蔵施設を利用する
自宅にご遺骨がある方は、お墓が見つかるまでの間、都立霊園の一時収蔵施設に預けることができます。
- 対象霊園:雑司ケ谷・八柱・多磨の3か所
- 利用期間:1年間(更新4回まで、最長5年間)
- 申込資格:東京都在住(八柱は松戸市も可)、火葬許可証を持つ自宅安置の遺骨
詳しくは別記事で解説しています。

選択肢③ 民間霊園・合葬・樹木葬などを検討する
都立霊園にこだわらず、民間の霊園・墓地・納骨堂・合葬墓などを探してみることもおすすめします。また、樹木葬や海洋散骨などの自然葬から、宇宙葬やダイヤモンド葬まで、お墓の選択肢は増えています。
お気持ちやご予算、希望や状況に合ったお墓の形を探すことも、もう一つの選択肢でしょう。さまざまなタイプがある都立霊園でも一つを選んで申し込んだことで、何を重視したいのかもきっと見えているはずです。
あらためて検討し直してみるのも、よいかもしれません。
おわりに
当選後の書類準備、補欠期間中の対応、落選後の選択肢の整理——どれも、ひとりで進めるには情報量が多く、判断が難しい手続きです。
おはかんりの都立霊園まるごとサポートでは、当選後のサポートはもちろん、落選した方のご相談も承っています。どうぞお気軽にご相談ください。
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