【2022年4月】お墓のニュース記事ピックアップ

3年ぶりに規制のないゴールデンウィークに入りましたね。行き交う人すべてがマスク姿という光景にさえ慣れれば、穏やかな日常が戻ってきたと言えるのかもしれません。一方で世界情勢は不穏なまま、悲しみと緊張を強いられる人々を思うと胸が締め付けられます……。お墓に関する負のニュースは敢えて避けてしまう、そんな4月でした。

こんな記事

おはかんり注目の記事(2022年4月)

石原慎太郎さん 葉山の海で散骨式 生前に本人が希望(4/17【FNNプライムオンライン】)

2月に亡くなった元東京都知事の石原慎太郎さんと言えば、石原裕次郎氏の兄で『太陽の季節』の著者としても有名で、ゆかりの葉山沖でとり行われた散骨式のニュースは、多くの人に届いたことでしょう。

ご本人の生前の意思が尊重され、家族や仲間に囲まれた散骨であった様子に、なんだか温かい気持ちになりました。

ご子息でタレントの石原良純氏や、政治家の石原伸晃氏の発信力によって、より多くの人にリアルな海洋散骨の場面や家族の想いが届けられたことも、意義深い出来事だったと思います。

石原慎太郎さん散骨の様子をユーチューブで公開(4/21【東スポWeb】)

ネットニュース・雑誌記事より

自然に帰る・お参りできる”樹木葬” 八王子市川口町の『東京里山墓苑』(4/11【八王子ジャーニー】

東京は八王子に都内唯一の里山型の樹木葬墓地があるということを知ることができた記事です。

「里山型」とは埋葬の分類としては「散骨」にあたり、将来的に土に還る形を言うそうです。じつは何も知らずに「樹木葬」と聞いたら、多くの人がまず抱くイメージに近いのではないかと思います。一度見に行ってみたいな、と思いました。

啄木忌思いはせ 没後110年(4/14【読売オンライン】)

石川啄木没後110年にあたり、命日の4月13日に行われた法要の様子から、函館の、素敵な立地のお墓を知ることができます。

供養や法要を時事ニュースとしてその地域から、ときにお墓とともに報道される慣習が、偉人に思いを馳せる機会となり、実にありがたいものだと思うのです。お墓がなければ、お寺での法要がなくなったら? …忘れられてしまうかもしれません。

過熱するアメリカの終活“エイジテック”。シニア用AIやメタバース墓は日本でも普及するか(4/14【日刊SPA!】)

アメリカの終活事情を伝え、「メタバース墓」というキーワードが気になる記事。エイジテックとはシニア向けのテクノロジーですが、なんにしても遅れて追随する日本ですから、決して読み飛ばしてはいけないでしょう。

メタバース上の霊園では、自分のアバターを使って、お参りもできるようになるそうで、初期販売のメタバース墓5000基は完売とのこと。NFTで売られているので、今後は仮想墓の売買も想定されます。購入者は果たして、どんな用途で買っているのか、気になるところです。

外国人の方々、死んだ後のお墓は大丈夫ですか?…宗教や国籍等が異なる外国人のお墓の問題(上・下)(4/21・22【Yahoo! ニュース】)

Yahoo!のオーサー記事より、鈴木崇弘氏による関係者へのインタビュー形式で問われる外国人のお墓問題は、近ごろ扱われることが増えている印象です。こちらの記事でも、まずは前提となる知識を提供し、情報を補強してくれています。

イスラム教徒の土葬問題から、ブラジル人移住者のお墓問題、そして住職の石毛泰道さんのあふれる思いが語られ、グローバル社会や真の国際化に日本が抱える課題を、お墓から考えさせられます。精神的な鎖国状態と現況とのズレが、いよいよ露呈してきているのです。

終活もロマン求め #この一枚【動画】(4/23【西日本新聞me】)

福岡に新たに設営された合葬墓は、いち霊園のオープンにしては大きな話題となったようです。なにせ、集合墓自体が空からみると大きな前方後円墳の形をしているのです。

3133人の遺骨を埋葬できるという「日本一スケール感のある墳墓」はマーケティング的に上手いですね、お墓の元来の意味を考えてみる機会にもなりそうです。

千々石ミゲルの墓「確定」、諫早に 天正遣欧少年使節 民間調査(4/23【毎日新聞】)

千々石ミゲルのお墓では?と既報のあった発掘調査。地域の協力体制もあり、また子孫の方も直接調査に関わった地道な調査がついに実を結んだとのこと。歴史におけるお墓の功績、感慨深いですね。

企業広報・プレスリリース

オンライン墓参りアプリ「セレモビ(R)」 マンガLP(ランディングページ)開設(4/12 株式会社ジャムコム)

バーチャル墓参りをスマホアプリで行う「セレモビ(R)」による、お墓参り代行&撮影&オンライン中継のプロモーション。なかなかイメージしづらいバーチャル墓参りを、マンガやアニメーションで伝える施策ですね。録音した声をその場で流してくれるサービスなど、横浜市営霊園ほかで対応しています。

【墓じまい】75.1%は、自分が亡くなった後に墓じまいされても「気にならない」(4/23 日本トレンドリサーチ)

日本トレンドリサーチが全国の40代以上の男女計1,200名を対象に実施した「墓じまいに関するアンケート」結果を公表。

「墓じまいをしたことがある」人は、全体の6.8%と少ないだけに、経験者の声や費用感など参考になりそうです。役に立ちそうです。なかにはシュールな回答もあって、なかなか普段人からは聞けない内容かもしれません。

最後の問いが「もしも自分が亡くなったあとに、自分が入ったお墓が「墓じまい」されるとしたらどのように感じるか」……75.1%が「気にならない」とのことです。さて、お墓は誰のためのもの?

まとめ

お墓のニュースを追っていると、それぞれが単体の出来事ではなく、脈々とつながってきているのだと実感します。めまぐるしい時の流れの中で、今だからこそのタイミングや、伏線を回収してくれるストーリーを発見するのです。お墓じゃなくてもそうなのかな、と思うのですが、一つ軸を決めるとそれが顕著に見えてくるから面白いです。

最後に、4月25日にひっそりと発信されたこちら。

「DMM のお葬式」全サービス終了のお知らせ

DMMが2021年7月に「終活ねっと」を引き継いで始まったライフデザイン事業には、全国の墓地・霊園紹介サービスの「DMM のお墓探し」も含まれていました。市場競争の熾烈化とはいえ、あまりにも早い撤退ですね。これもなにかの伏線なのでしょうか?

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