【2021年5月後半】お墓のニュース記事ピックアップ

またもや緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が6月20日まで延長となってしまいましたね。さらに1ヶ月後のオリンピックがどうなることやら、社会情勢から目を離せない日々です。そんななかでもお墓関連の情報やニュースはコンスタントに出ています。新しい切り口に目がいった、5月後半分よりピックアップします。

こんな記事

おはかんり注目の記事(2021年5月後半)

散骨と分骨のハイブリッドで叶える未来のお墓(宗教法人 妙海寺)

千葉県勝浦市の妙海寺さんより、次世代を見据えたハイブリッド型のお墓についてのリリースがもっとも印象に残ったので注目。

散骨すると遺された人はどこにお参りして良いのか困ってしまう、というのは散骨に付いて回るお悩みではないでしょうか。そこで、いわゆる散骨である海洋葬(海の弔い)と分骨による永代供養の「ハイブリッド」を実現するというものです。

勝浦という立地や漁師町でもある地域性を汲んでいる点、千葉大学の学生さんやベンチャーとの共同で供養塔を建てた点、地域に開かれたコミュニティを通じた活動など、コンセプトに芯がしっかりあるな、という印象です。供養塔のデザイン性や海を一望する立地も素敵ですよね。

地域性をいかしつつ、お墓まわりの課題を解決する手段として、見習えるところがおおいにありそうです。

ネット・雑誌記事より

仏教思想家が「終活はするべきでない」と指摘する理由(5/16【デイリー新潮】)

表題ですこし煽られてしまう、『週刊新潮』の特集記事【「仏教思想家が金言 『終活』なんておやめなさい」より】のネット転載です。

いろいろな要素が混じりあった内容の長い記事だったので、じっくり読み解きました。詳しくは以下。

「終活」は本当にすべきか〜(5/25【デイリー新潮】)

上記に続いて『週刊新潮』本誌の特集【どうする『終活 』 死んでからでは見直せない失敗に学ぶ『死後の準備』】のネット転載記事です。

よく読むと、前の記事とかぶる内容もあるのですが、「終活」をキーワードにして起こりうるトラブルへの啓蒙記事となっています。とはいえ相続や遺言のトラブルや失敗例は、複雑な人間関係やその人にしかわからない事情になってしまうので、さらりと知っておく程度にとどめておきたいところ。

急増中「宗旨・宗派は問いません」が示す〜(5/16【PRESIDENT Online】)

【急増中「宗旨・宗派は問いません」が示す1200年以上続いた枠組みの崩壊】こちらも長編記事。

浄土宗僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳氏によって日本の仏教と宗派の歴史、国内の分布傾向などが解説されていて、とても勉強になります。「宗旨・宗派は問いません」が仏教を崩壊させ得るのか、さまざまに問題提起されています。

「外国人も安心して死ねる社会に」(5/18【ニッケイ新聞】)

日本に住んで、埋葬にかかわる問題を抱える外国人のため、東京の多摩八王子霊苑内に国際共同共用墓「メモリアル・リスタート・コミュニティ」が建てられたとの記事です。

「移民の高齢化や、日本永住を望む移民の増加により多文化・多民族社会に寄り添う介護、葬式や墓の需要が増えている」とは、まさにそうでしょう。そのような方々にどのようなお墓問題があるのか、目を向けるきっかけにもなりそうです。

手元供養の先駆け商品「ソウルシリーズ」の魅力とは?(5/22【NEW’S VISION】)

メモリアルアートの大野屋さんの、ペンダントやジュエリーに遺骨の一部を納める手元供養品「ソウルシリーズ」の紹介記事です。


ソウルシリーズ自体は発売して10年、バリエーションも増えて売り上げもで伸びているそうで、購入者の方も。注目したのは、ファイテン社とのコラボレートペンダントがあることでした。50〜70代のスポーツをする男性向けとターゲッティングがしっかりしています。各方面からのアプローチ大事ですね。

ということで、ファイテン社からの詳細も。

美空ひばりさん「33回忌オンライン墓参りツアー」命日6・24開催(5/28【日刊スポーツ】)

6月24日に33回忌を迎える「美空ひばりDAY」のイベントのひとつ、オンラインお墓参りツアー。コロナ禍と重なったからこその実現したとも思えますが、こんな時だからこそファンに届いてほしいと思います。

旅行会社HISよりリリースも出ているのですが、スポーツ紙は一部ターゲットにとって訴求力のある媒体なのだと改めて思えます。情報の価値を的確に捉えて、コンパクトに伝える力、ほんと勉強になります。

ツアーの詳細・予約サイトはこちら

企業広報・プレスリリース

三鷹エリアに待望の樹木葬「アルヴェアージュ」が初登場!(株式会社松戸家)

東京の新着は積極的に拾いたいです。公園型墓地・メモリアルガーデン三鷹内にできた樹木葬「三鷹アルヴェアージュ」は「管理料不要・永代供養付き・個別の骨壺で埋葬・名前入りプレート付き」など今どきな要素をおさえている印象。

「同時に複数申込みの場合、最後の方が亡くなってから7回忌(6年後)に合祀」と短めに設定されているところが、都会的なようで、差別化ポイントかもしれません。見学会実施中。

虹彩データを用いた「バーチャル墓地」サービスを開始(each tone 合同会社)

会員制バーチャル墓地サービス「víz PRiZMA(ヴィーズ プリズマ)」は、「東京藝大DOORプロジェクト発スタートアップ」が表すように、アーティシズムとベンチャー、テクノロジーが掛け合わされたもののようです。

「バーチャル墓地」「コミュニティ」「プラットフォーム」の三本柱がどのようなものか、そして、ヒトの瞳の「虹彩」が個人固有のものだという点がどう活かされるのか、今後が楽しみです。

葬儀簡素化による弔い不足を解消するセレモニー「百花葬」提供開始(株式会社のうこつぼ)

すでに全国で展開しているマンション型のお墓「のうこつぼ」から、コロナ禍で葬儀やお別れ会などが簡素化したことを受けたかたちで、納骨時のセレモニー「百花葬」が登場。

写真を拝見するとお花に溢れていて、従来の親族のみの納骨式より開かられた形になりそうですね。こうしたコンセプトが浸透して、お墓が訪れやすい場所になったり、供養が身近になるきっかけになればよいなと思います。

まとめ

たった半月分をピックアップしただけでも、世の中動いているな、と感じます。

でも、インターネットであらゆる情報が氾濫するなか、サービスや商品の提供者自らが発信するリリース情報と、第三者によって情報収集されて考察、編集された記事などは、受け手としては切り分けて考えなければいけません。

いわゆる一次情報と二次情報を見分けるならともかく、三次、四次……と使いまわされていく情報を精査するのは、けっこう大変なことかもしれないと思っています。昨今の「終活」と名がつく情報には、特にそのようなものが多い印象で。

このまとめは、時系列で俯瞰的な情報のメモ代わりでありながら、当然すべて拾える訳ではないので、自分が引っかかったものが残る形ではあります。フィルターの精度を上げつつ、どの部分でピックしたのかなど、なるべくあわせて残すようにしたいと思います。

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